
ねぐせ
@ay1126
2025年9月14日

読み終わった
感想
紹介
読書日記
初めて読んだ小原晩さんのエッセイ。
17篇の物語は、どれも「感情」と「その場の景色」が溶け込むようで、一気に惹き込まれた。
まるでその場に自分もいて、風に当たったり、月を見上げたりしているみたいな感覚になる本。
本の中に出てくる実際の喫茶店に足を運んでみたくなったことと(茶亭 羽當)、久しぶりに銭湯でまったりしたくなった。どれも心が喜びそうな瞬間。
わかる、わかる。
こういう時そういう気持ちになる、と共感の多かったエッセイ。
何気ない日常の中にあるけれど、実は特別な色を思い出させてくれる。


