
ねぐせ
@ay1126
2025年9月14日

目をあけてごらん、離陸するから
大崎清夏
読み終わった
感想
紹介
読書日記
詩人の方の本を読んだのは初めて。
特に『シューレースのぐるぐる巻き』の章が個人的にとても印象に残った。
ジェーン・バーキンが通訳の女の子に優しく、「自由になれ、自由になれ、自由になーれ。」とおまじないを唱えてあげるシーン。
最終的に、ジェーン・バーキンの真似をしてシューレースのぐるぐる巻きをしていた主人公がそれを止めるほど、自分に自信を持つことができた最後は読んでいてスカッとした。
本の前半は登場人物も日本人、場所も日本だったので読みやすかったが、後半はカタカナが多くて個人的には読みづらかった。
カナカナの人の名前とカナカナの国名が並んでいると内容が頭になかなか入ってこなくて、前半の方がとても読みやすく感じた本だった。
