
無重力くらげ
@NoGravityJelly
2025年9月14日

残穢
小野不由美
読み終わった
ゾクゾクする怖さだった。最初は身の回りの話でしかなかったのに、霊や怪異の存在を信じない主人公たちが原因を求めて調べていくうちに、とんでもなく規模の大きな恐怖であることが分かってくる。「これが大元か」「いやまだある」という展開が繰り返されるので、終わりの頃は「まだあるんかい!」とちょっと笑ってしまった。
淡々とした文章の中にときどき挟まる心霊現象の描写が怖くてドキドキした。一番怖かった描写は洗い物してる時に、シンクの蛇口に反射して霊が写って見えるという描写かな。しばらく皿洗いが怖くなってしまった。








