残穢
71件の記録
yomitaos@chsy71882025年11月8日読み終わった@ 自宅「リング」の感染性と共鳴しつつ、未来的SFではなく過去にひたすら原因を求めて遡っていく話を読みたくなり、久しぶりに手に取った。明るい昼間に読んでよかった。怖い。すぐ後ろで畳を掃くような音が聞こえる気がしてくる。 ホラーを楽しんでいて、その時代における主流ガジェットへの依存の大きさに気づくことがある。リングがまさにそうで、ビデオテープだからこそ起こりそうなリアリティがある。これはスマホ時代の現代から見ると、「ああ、これはあの当時だったから怖かったんだ」と感じさせてしまうことにもつながる。(ついこないだ読んだ時も、しっかり怖かったけれど) 残穢はそれがない。おそらく100年後に読んでも怖い。死の穢れという、ある種私たちが普遍的に持っている恐れを払拭できない限り、いつまでもこの小説は恐怖の根源として存在し続けると思う。 手元に置いておきたくないけど、手放すと感染していきそうだから、本棚の奥にしまっておこうと思う。
のん@norie1010saran2025年10月10日読み終わっためっちゃ面白かった!なんてことない些細な怪談話が「あれ?その話どっかで聞いたような」というざわつきを呼んで、辿るとまた別の怪談に辿り着く。穢れは知らぬうちに感染する。感染した穢れのせいで、新たに自分が汚れとなってしまう。 ルポ形式なので、取材したりそれを裏付ける情報が興味深かった。日本人にとっての『穢れ』についての説明が面白かった。 赤ちゃんの鳴き声聞こえてきたらどないしよㅠ
無重力くらげ@NoGravityJelly2025年9月14日読み終わったゾクゾクする怖さだった。最初は身の回りの話でしかなかったのに、霊や怪異の存在を信じない主人公たちが原因を求めて調べていくうちに、とんでもなく規模の大きな恐怖であることが分かってくる。「これが大元か」「いやまだある」という展開が繰り返されるので、終わりの頃は「まだあるんかい!」とちょっと笑ってしまった。 淡々とした文章の中にときどき挟まる心霊現象の描写が怖くてドキドキした。一番怖かった描写は洗い物してる時に、シンクの蛇口に反射して霊が写って見えるという描写かな。しばらく皿洗いが怖くなってしまった。








無重力くらげ@NoGravityJelly2025年9月6日読み始めたお出かけのお供に持って行って読み始めた。 雰囲気がいい感じ。じめっとしたような、ザ・ジャパニーズホラーといったような。 新潮文庫は栞用の紐があって便利ですね。 栞を選ぶ楽しさもあるけれど。
amy@note_15812025年3月17日かつて読んだ感想小野不由美怖い。シンプルに怖い。 小野不由美先生の得意技である『なぜその怪異が起こっているのか』『何が原因なのか』を登場人物たちが調べていくのですが、繋がる事件や事故が出てきて怪異に理由づけされるからこその怖さがありました。 何で起こるかわからない、よりも起こる理由がはっきりしているほうが恐怖の輪郭がはっきりして個人的には怖いです。 あとその怪異の伝播の仕方が恐ろしく、なんで読み進めてしまったんだろうと後悔するぐらいには恐怖を感じました。小野先生さすがです。

斎加志ゆきまさ@yukiiro_kiyoi2025年3月7日読みたいまだ読んでる積読中もらった映画がとても恐ろしくて面白かったので、原作小説があるのを知り読みたいなと思っていたら読書仲間に貰いました。 まだ半分程度までしか読んでいないのですが"私"の性格が合わなくて、映画の方が見やすかったです。 Twitter(X)で引越し祝いにこの本をプレゼント🎁というのを見たのが忘れられないのですが、そう言えば映画見たの引越ししてから半年してなかっ 私は床下の猫が1番気分悪くて嫌でした。
虫の息太郎@pampapam_13322025年3月6日かつて読んだ前読んだけど怖いのはホラー分野における差別意識と特に理由もなく察しがいい登場人物たちとこの物語をめちゃくちゃ怖いと思ってる人が結構な数いるってところだった。 あとこの本で1番怖かった(購入当時ついてた)煽り帯の赤い女が作中に1ミリも出てこなかったの今でも許してない。
tenku@tenku1092023年1月1日かつて読んだ表紙が不気味で、一度読んですぐに手放してしまった。 語り手がおばけと直接遭遇することはなく、いろんな人から話を聞いて進行するというある意味淡々とした作りなので、ちょっと退屈。 でも不気味。


みどりこ@midorikko_032016年7月4日読み終わったうっかり読み始めたら最後まで一直線だった。めっちゃ怖い。でも読んでしまった…。怖い…。でも、主人公の作家のキャラクターがメンタル強すぎて面白かった。どんだけだよ。かっこよすぎるだろ。小野不由美スゲーな(ダイレクト)。


















































