チャプ太郎 "国宝 下 花道篇" 2025年9月14日

国宝 下 花道篇
映画の方がストーリーはわかりやすいと思う。どっちも未見の人がいれば、「映画見てみて、よかったら本読みな」ってすすめると思う。 それでも下巻のラスト50ページは、めくる手が止まらなかったこと、映画を超えるラストシーンに、読み終わっても体がゾワゾワし続けていたことが、まごうことなきこの小説の価値だった。 まさに大河のように読者の心に流れ込んでくる喜久雄の人生。あれだけの映画を見た上で、原作を読むことをためらう気持ちもあったけど、読んだ方がいいです。
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