

チャプ太郎
@chapterofbooks
- 2026年5月25日
飛ぶ教室エーリヒ・ケストナー,池内紀読み終わったハリーポッターシリーズに通ずるような寄宿学校の世界観で、子どもたちの友情模様(一部禁煙さんや道理さんなど大人も)を描きながら、人生において大事なものを教えてくれる一冊。 児童文学だし、短いし、軽く読めるけど、大事にしていきたい。 好きになるシーンやセリフが盛りだくさんで、今回読書会の課題として読んだけど、素晴らしい選書だった。 "子どもの涙がおとなの涙よりちいさいなんてことはない" - 2026年5月2日
黄金比の縁石田夏穂読み終わった『我が友、スミス』に続き石田夏穂作品2作目。 人事部に左遷された恨みを晴らすために、顔の黄金比だけを基準に採用をすることに決める。 水曜日のダウンタウンやYouTuberの企画ばりに引きのある設定が石田夏穂作品の強い魅力なのかな〜とちょっとずつ思いはじめる。人に勧めやすい。 結末がどうなっていくかは、ぜひ自分の目で確かめてほしいのだけど、採用って本当に末恐ろしいというか、なんて傲慢な営みなんだろう、と思ってしまうな。いや、採用自体はとても尊い営みなのだけど、それをわかったように語ったりすることが、かな。少なくとも僕自身はちっとも黄金比に則った顔じゃないから、これまで採用してくれた人にありがとうですね。 - 2026年4月30日
捨てられないTシャツ都築響一読み終わった友だちの働く青山ブックセンターに遊びに行ったときに、人からのおすすめで買いたい本はたくさんあるけど、それを手に取るのは禁止で、今日見て一番心躍った本を買おうと決めて選ばれた本。うれしいことに、僕より本を読む友だちがたくさんいるから、おすすめによって読みたいリストは増えていく一方。自分で本を選んでないかも!と思ったので、縛りプレイ。いかに自分が、知ってる本にしか目がいってなかったのか気付かされた。 捨てられないTシャツって、誰にでもあるよね。自分の周りの人にも、こういう話を聞いてみたい。 - 2026年4月27日
理不尽仕事論 「クソが!!」と思った時に読む本ぐんぴぃ,坂井風太読み終わったずっと好きで聞いていた期間限定のPodcast番組『LAUGH & BIZ -笑える理不尽ビジネス論-』が書籍化されて帰ってきた。大好きだったけど、終了してしまった番組だから書籍化がうれしい。 自分が抱える悩みは、だいたい誰かがこれまでに悩んでいて、だいたいのことがもう研究され尽くして名前がついている。それぐらいありふれたものなんだな、と俯瞰できるだけで人は安心するし、乗り越えるきっかけや勇気をつかめる。本を読むことのすばらしさってそういうところにもあると思っているけど、このラジオはその役目を果たしてくれていた。 ぐんぴぃの相手役の坂井さんは、ちょうどよく耳に痛いことを言ってくれるのもよかった。若い世代に迎合することも、いわゆる「肩肘界隈」に忖度することもせず、バランスがとれている。ちょうどよく痛いからこそ、真正面から向き合って、きちんと乗り越えれば成長できる。そんな感覚をくれる。 もちろん書籍化なので、書いてある内容に目新しさこそ少ないものの、『補講』として加筆された部分が、素の坂井さんという感じでとてもよかった。ビジネス書って読んだらだいたい売っちゃうんだけど、これは手元に残しておこうかな。 - 2026年4月26日
マイクロスパイ・アンサンブル伊坂幸太郎読み終わったTHE 伊坂幸太郎な世界観だけど、この本の成り立ちはちょっと特殊 毎年猪苗代湖で開催される音楽フェスのために、そこを舞台にした短編小説の積み重ねからできているから、読者は1年ごとに登場人物の様子を知ることになる 新聞連載や雑誌連載のように、日刊でも、週刊でもない年刊 登場人物と一緒に1年分歳をとって、「そういえばどうしてるかな?」で読める不思議な物語を、小説としてまとめて読める 成り立ち通りに読んでみたかった思いもありつつ、楽しませてくれてありがとうの思い - 2026年4月12日
とにもかくにもごはん小野寺史宜読み終わったreads戻ってきてと言われたので、復活! 小野寺史宜ほんとすごいのよなあ ちょっとご都合主義的な やりすぎに感じそうな部分あるけど バランス感覚がすばらしすぎるこども食堂テーマはすばらしいね BGMは作中にも出てくる 「クロード」・ドビュッシーで - 2025年12月7日
言語化するための小説思考小川哲読み終わった・小説とはコミュニケーションだ ・おもしろい小説とはなにか このふたつの命題を突き詰めて書かれたこの本を読んでいると出てくる問いが、「おもしろいコミュニケーションとは?」になるのはある意味必然で、ここ数年エピソードトークで人を笑わせたい欲求マシマシの僕にとっては、小説云々の枠を超えて抜群におもしろい本でした。 - 2025年11月15日
- 2025年10月13日
- 2025年9月23日
いえ小野寺史宜読み終わった好きなんだよなあ。小野寺史宜。 小野寺作品の好きなところは、日常生活と地続きであるところなんだよな。 今回も、人との間で上とか下とか考えちゃうこと、相手に対して思ってることは、言わなくても伝わっちゃうんだよなってこと。そういうことを傑たちのリアルな生活を通じて勝手に受け取っていく。 自分の親友が妹の彼氏になって、そいつが運転する車で事故に遭ってしまい、妹に障がいが残ってしまったら。もっと重く描くこともできるだろう設定で、決してそうは書かない。人生はドラマチックなことばかりではないから。 そして小野寺作品は出版社の垣根も越えて、別作品の登場人物が出てくる。 ゲスト出演ではなくて、その存在や登場に意味があるからこそ、舞台である東京に、みんなが本当に住んでいる気がする。 好きすぎるが故に、読むと心が動いちゃうことがわかっていて億劫になって手が出せない。そんなこんなでまだまだ読んでいない作品がたくさんあることが、贅沢な楽しみである。 - 2025年9月19日
- 2025年9月17日
- 2025年9月14日
国宝 下 花道篇吉田修一読み終わった映画の方がストーリーはわかりやすいと思う。どっちも未見の人がいれば、「映画見てみて、よかったら本読みな」ってすすめると思う。 それでも下巻のラスト50ページは、めくる手が止まらなかったこと、映画を超えるラストシーンに、読み終わっても体がゾワゾワし続けていたことが、まごうことなきこの小説の価値だった。 まさに大河のように読者の心に流れ込んでくる喜久雄の人生。あれだけの映画を見た上で、原作を読むことをためらう気持ちもあったけど、読んだ方がいいです。 - 2025年9月7日
遠い山なみの光〔新版〕カズオ・イシグロ,小野寺健読み終わった映画化もした話題作。初のカズオイシグロ。次の読書会の課題図書。 読み終わったのに、まだ気づいていないネタバレがある。。。 あとがき読むか〜。 - 2025年8月23日
- 2025年8月12日
- 2025年8月2日
- 2025年8月2日
円卓西加奈子読み終わった久々の西加奈子。いつぶりだろうと思ったら、3年前に『さくら』を読んで以来らしい。2017年に読んだ『サラバ!』が傑作すぎて、その感動を超えられないが故に敬遠しているきらいがある。時間軸で見ると、往来堂書店の髙橋くんに出会ってから読んでいない偶然に気づき、確かにあんまり読んでなさそうかも、名前聞かないかも、と思う。 『円卓』の主人公は小学3年生の女の子。4人姉妹の末っ子。こっこ。孤独に憧れている。 子どもが主人公の物語は難しい、と、伊坂幸太郎『逆ソクラテス』のあとがきで読んだが、いやはやたしかに。大人がよくやる心の持ちようが変わりました、この世界は実は明るい!みたいなくだりが笑えてしまうほどに成長する。それはもう別人のように。 こっこが吃音の親友ぽっさんに、なぜ眼帯をしている友だちをかっこいいと思ってはいけないのか、なぜ不整脈で倒れた友だちに憧れてはいけないのか悩み、相談する様を石太じいちゃんが見守るシーンは最近読んだ小説の中でも屈指の名シーンだった。 別に何も起こらないし、劇的なことは何もないけど、夏休みだし小学生に戻ってみるのはいかが? - 2025年7月26日
- 2025年7月22日
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