
JUMPEI AMANO
@Amanong2
2025年9月14日

読み始めた
就寝前読書
お風呂読書
@ 自宅
「入門書」が近年ドカドカ出ている民俗学(あと人類学)ジャンル。島村先生も『みんなの民俗学』や編著『現代民俗学入門』を書いていらっしゃるけど、今回の本は〈民俗学という学問が持つ、ものの見方、考え方、あるいは研究の実践例などについて〉触れた〈「深掘り」型入門書〉ということで(2頁)、いちばん読み応えありそう。
第1章で民俗学の射程の広さを表す一例として、まず「クィアの民俗学」が出てくるのが今っぽい。注目している民俗学者、辻本侑生さんのお名前が出てきてちょっとテンション上がる。
第2章の「霊的なもの」の話も面白い。霊力、霊魂、人間霊、死霊、怨霊、精霊、カミの定義と関連が体系的に整理されていて助かる。



