うたうくじら "誰がために医師はいる" 2025年10月25日

誰がために医師はいる
文章のテンポが良く、文体も軽くて読みやすいのに、読了後はとてもずっしり充足感がある。 薬物依存症に対する世間の偏見に一石を投じる一冊。私にも大変な思い込みがあったことを気付かせてもらった。 薬物に手を出さなければ生きられなかった人たちの人生のバックグラウンドに思いを馳せ、その人たちと繋がること。一朝一夕には身につかない姿勢だろうと感じた。ケアとは何か、改めて考える一助をいただいた。
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