
怠惰な読書好き
@2chan_rua7
2025年9月16日
水たまりで息をする
高瀬隼子
読み終わった
高瀬隼子さん、克服できたかなー
畳み掛けてきた衝撃のラストシーン
夫が何故お風呂に入れなくなったのか明記されていないことで、それ以外のところに集中できたし、描写が丁寧につくられているように感じた
私は人を許せないことが時々ある、自分が得意とするところをベーシックとして他人を見てしまうところがあるからかな、自分にも弱いところはたくさんあるのに、自分が強いところだけを集めてそれが自分であると勘違いしてしまうときがある、じゃないと自分を保てないから
もし自分のパートナーがお風呂に入れなくなって臭くなっても愛せるかなー?許せるかな?
主人公は田舎から出てきてやっと東京での暮らしを自分のものにしたから、社会からの見られ方について最後まで気にしていたように思う、やっとのことで手に入れた社会的地位を捨てて夫を支えることが、世間一般の愛だと信じて行動したんだよね、お風呂に入らない夫を持つ妻というレッテル、苦しかったろうな、そしてヒールが主人公より3cm高くていつも綺麗な義母は尚更
ラスト衝撃だったのでネットで講評見たら、共依存って書かれていて、そうかーと、これは共依存なのかと、愛じゃないのかー
P.113『熟考して選んでないからといって、全てが間違いになるわけではない。無数に選択肢がある人生で、まっすぐここまで辿ってきた当たり前みたいな道を、おままごとみたいと、誰が言えるの。愛した方がいいから愛しただけだと、ほんとうに思うの。』
あとねー、栞の紐の色が素敵だった、澄んだ川の色
あと上司ーーー、こいつみたいな存在が高瀬さんの世界にいるから高瀬さん苦手なんだな
