
修二
@shu_2
2025年9月16日

私たちの近現代史 女性とマイノリティの100年
朴慶南,
村山由佳
読み終わった
全編お二人の対談形式で展開される。
関東大震災の時の大川さんの話はぐっときた。
著書でも唯一の希望として語られていたが、本当にそうだと思う。
大川さんのお孫さんのお話も、まるで現代を物語っているようだった。
「祖父は何か特別なことをしたのではない。祖父のしたことが特別だと感じさせていることに問題がある」のような一言がとても重かった。
100年が経ったはずなのに、むしろ100年前に近付いている今に対する危機感は大きいけれど、この危機感に対抗できるのは、結局人の痛みを考える想像力なんだと感じた。




