
りら
@AnneLilas
2025年9月3日

同志少女よ、敵を撃て
逢坂冬馬
読み終わった
@ 自宅
家人に薦められて読み始めたものの、どうにも乗り切れず何度も中断し、途中で大雨に遭い水没して凍らせたり乾かしたり、その後もなかなか再開する気になれなくて驚くほど難儀した。
何度も山場があり、決して面白くないわけではないのに、作者にとって都合のいい展開、単なる手駒のように見えてしまい、どのキャラクターにも寄り添えない。
これだけの労作なのにも拘らず、何かが欠損しているような焦ったさが終始拭えず、独ソ戦の知識がないまま読み切るのは自分には苦行だった。ロシアのウクライナ侵攻の影響も多分にある。
残念ながらnot for meだった。