
よっちゃん
@addicted-to-books
2025年9月16日

夜更けより静かな場所
岩井圭也
読み終わった
図書館本
2025
古書店で開かれる深夜の読書会、、。
私の好きなワードてんこもり。
これは読むしかない!と手にした一冊。
連作短編集、というらしい。好きなやつ。
それぞれの章は本のタイトルになっていて各章の主人公を描きつつ皆が参加する読書会のシーンへ。
全員が同じ本を読み感想をシェアする。
深夜っていうのもいい。
この手の読書会、参加してみたいけどなかなかハードルが高いな、と思っている。
『読書会はディベートではないのでね。人の数だけ感想があるということです。』
この本すごく良かったよ!という話はするけどその本について深く語り合ったことはない。恥を捨ててチャレンジしてみるのもありかな。
それぞれの主人公の話も興味深いし、シンプルだけど心に留めておきたいささる言葉がいっぱい。
難しくないからスッと入ってくる。
『他人がどう言おうと、自分にとって大切だと思える一文に出会うために、わたしは本を開く』
本が好き、読書が好き、だから夢中になって読んだし、胸がググッとなって涙が溢れた。
わたしはわたしでいいし、本が好きで良かったな、と思った。だってこんなワクワクする体験を毎日できているもんね♡
"読書へのラブレター"(説明文より)
私の本棚にも置いておきたい一冊みっけ。




