夜更けより静かな場所

49件の記録
- saki@53hon_to2025年5月21日読み終わった図書館で借りたひっそりとした古書店で開かれる、深夜の読書会。この設定がもうたまらなく素敵だった……! 人と同じ感想を抱けないと不安にもなるけれど、本を読んだ人の数だけ感想があるのは当たり前なんだよね。前に、みんなが「感動した」「よかった」と言っている作品で1人モヤモヤしてしまったことがあったのだけど、それは間違いではなかったんだな、と今さらながら救われた気がした。 吉乃と真島くんの関係性がいい。進みそうで進まないというか。笑 そして作品内に出てくる課題図書は架空のものなのね……思わず調べたくなってしまうくらい、どれも魅力的だった。
- スカイ@skygrey2025年4月27日読み終わったaudible『小説』『本なら売るほど』と続けて読んだので、古本屋のあり方とか読書とはとか、色々重なって深みを増した。 読書会の雰囲気がとてもよかった。これからもあのまま続いてほしいなぁ。 不倫の描写がある話は苦手なんだけど、乗り越えて最後まで読んでよかった。
- せん@sen_252025年4月18日読み終わった静かで温かいお話でした。 本や本のある場所が自分を支えてくれたり、背中を押してくれるきっかけになっているところに共感しました。 「深海」のような場所が私にもほしい!と思ったけど、それは私のものの見方や考え方次第できっとそばにあるんだろうなと感じました💭
- 麻乃@asano042025年4月16日読み終わった借りてきた読了。 女子大生が叔父の古本屋に行くようになり本の面白さに目覚める。 そこで深夜12時からの読書会を開くことになり。 読書会に集う人たちの短編連作集。 読書会といっても色んなジャンルに渡っていてどれも興味深い。 読んでみたくなるし、こんな読書会なら参加してみたい。
- はぐらうり@hagurauri-books2025年3月28日読み終わった『われは熊楠』『楽園の犬』とまったく違う作風で驚いた。期待とは違ったけれど、これもまた良い。『よむよむかたる』と同じく読書会のお話。流行ってるのか。こちらのほうが好きだったかな。 読書会は、読み手の人生が表れる感じが良かった。自分も忘れてしまうので備忘録的にここにメモを残しているが、読んだら語りたくなるものなのかもしれない。このアプリも、壮大な読書会みたいなものなのかもしれない。
- yu@meeea012025年3月7日読み終わったAudibleで聴き終えた。 深夜0時に古書店で開かれる読書会。 本好きならこの時点でワクワクするワード 文章も平易で読みやすいと思います。 こんなふうにわからないことを素直に共有できる読書会ならいつか参加してみたいな〜 「本の読み方は人の数ほどある。 だから読書会は面白い。」 読書会って共感よりも、ここ全くわからなかったんだけどって困惑した話の方が盛り上がる気がする。 異なる意見や視点に出会うのが読書会のいいところ。 Audibleでの読了のため、正確な文章ではないが、以下心に触れたand気に入った文のメモ。 「能力の有無に関わらず全ての人間には生きる価値がある。 そもそも能力という概念自体、極めて限定的なものです。 (中略) 能力と生きる価値との間には一切関係がない。それを端的に教えてくれたこの本に今でも感謝しています。僕も大概、欠点の多い人間ですから。」 「意味という言葉にハッとする。そもそも意味なんて考えたことがなかった。言葉から情景や雰囲気を感じ取って何となく楽しむもの。それがわたしなりの詩の楽しみ方だった。音楽と同じで意味を説明してくれと言われても困る。」 「ファミレスのご飯って美味しいと言っていいのかよくわからない。 不味くはないけど、感動することもない。 何を食べても100点満点のうち70点くらいの味を提供してくれる。 でもそこがいいんだと思う。 普段使いのお店でいちいち感動してたらしんどい。 特に今日みたいな日には食べるものくらい安心できる味がいい。」 「悼むってこういうことなのかな。 悼むって言葉、今までよくわからなかったんだよね。 亡くなった人を思って悲しむという意味なのはわかるけど、でも親しい人が亡くなったら悲しいより先に戸惑いの方が勝っちゃうんだよ。 だからお葬式でも悲しい顔できなくて、自分って薄情なのかなって思ったりするんだけど、でもきっとそうじゃなくて、亡くなった人が自分の中に入り込んでくるためのきっかけが必要なんだよね」