
Mi.
@coffee_no0511
2025年9月16日

一番大切なのに誰も教えてくれない メンタルマネジメント大全
ジュリー・スミス,
野中香方子
読み終わった
借りてきた
@ 自宅
私の読書記録を見ていただくとなんとなく察する方もいるかもしれませんが、私は1年半ほど前に「うつ病」と診断され、休職や短期離職を繰り返し、今現在も心療内科に通院中です。
メンタルが弱っている時は、エンタメに触れることが辛かったけれど、それでも読書だけは心の拠り所でした。うつ病になると本が読めなくなるというのを良く見かけたので、「私は本当にうつ病なのか…」と悩むこともありました。
元々看護師をしていたこともあり、良くも悪くも、知識があったため、まさか自分が…という気持ちもあり、中々受け入れることができませんでした。
自分のキャリアに悩んだときに、これからどうするか自己啓発本とかを読み、意識高い系の人生(揶揄するようで申し訳ありませんが…)を目指そうと思った時期がありました。
けれど、それが私には合わなかった。
そして、徐々に心がすり減って、それが引き金となり、うつ病になってしまいました。
十人十色の価値観やモノの捉え方、人生があるように、自己啓発本ってやっぱり合う・合わないがありますね。
たとえ、至極真っ当なことを言っていたとして、100人中99人が「良い」と思っていたって、残りの1人が「悪い」と思ったのであれば、その人にとってはその選択は正解では無いことになる。
100%正しいなんてことも無いし、
マジョリティとかマイノリティという言葉も私は嫌です。
話が長くなりましたが、こちらの本もいわゆる自己啓発本の一種なのかもしれないけれど、
これまで読んできた
「ネガティブもポジティブに考えよう。」
という押し付けが無かった。
「落ち込む時はとことん落ち込む。」
「自分の感情を無理に押さえ込まない。」
という考え方が私の中では新鮮でした。
もちろん、こちらの本の内容も100%が腑に落ちるものばかりではありませんでした。
けれど、自分が良いというもの取捨選択して、
これからの人生を歩んでいきたいなと思えました。






