
Mi.
@coffee_no0511
2025年9月13日

こちらあみ子
今村夏子
読み終わった
借りてきた
@ 自宅
私は坂元裕二さんが大好きで、
「花束みたいな恋をした」という映画も宝物のように大切な作品です。
その中で
「その人は今村夏子さんのピクニックを読んでも何も感じない人だよ」
というセリフがあります。
私は、映画を初めて見た際に、
"今村夏子さんのピクニック"を読んだことが無かったので、このセリフの意図はわかりませんでした。
だから、知るために読みました。
「ピクニック」と合わせて3つの作品が収録された短編集。
読み終わって、「何も感じなかったか」と問われれば、そうでは無いと答えるけれど、「何を感じたか」と問われると、「わからない」というのが正直な感想です。
解説で、私の「わからない」という思考を補填してくれたような気がしますが、
周りとは違う少し変わった子、貧富の差、お年寄りを取り巻く家族や環境。
傍目からではわからない、大きな社会問題にもならないような、そういった隠れた問題は、救いの手が中々差し伸べられない、気付かれない。
だから、十分に大問題だと思う。








