
まこと
@mkt-xxx
2025年9月17日

人生にコンセプトを
澤田智洋
読んでる
感想
読書日記
【頁】79~122
【目次】
第3章 夢もいいけどコンセプトもね
第4章 まずはモヤモヤを整理しよう
【感想】
⑴第3章(途中から)
・人生の選択肢は、自分で選ぶものなのに、意見が言えなく、他人(組織)に流されてしまっている。
・3つの障害をもつ著者のお子さんの話で、「障害のある人を起点に発明されたものが、世界にはたくさんある」という話が興味深かった。
①タイプライター
目が見えない友人が手紙を書けるようにと、発明された。
②曲がるストロー
病院などでベッドで寝たきりの方が、コップを持ち上げずとも、誰の手を借りなくても水分補給が出いるようにと考えられた
今では、あるのが当たり前と思っていたものが、障害がある人を起点に考えられていたということが、衝撃だった。
これは「弱さを活かす」こと。
”学校で言われていた「強みを伸ばせ」「好きなことを磨き、武器にしなさい」は、言われたことがあるが、「弱さを活かそう」なんて、一度も言われたことがない”
確かにそうだ。
障害者にとっては、「強みを伸ばせ」「好きなことを磨き、武器にしなさい」って言われても、できないことが多くて、強みを見つけることや、好きなことを見つけることも厳しい。
「弱さを活かす」ということは、明るい未来があるようで、希望が持てる話だった。
⑵第4章
・「時間あやとり」というコンセプトの話が興味深かった。
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メモ(原文ままではない)
①「過去は変えられない」「過去は取り返しがつかない」とよく聞く。
時間のあやとりをすることで、過去に新しい意味を持たせたり、新たな文脈の中で思わぬ形で活かせることがある。
②「未来はわからない」「未来は予想できない」ともいわれるが、ふわっとしていてもいいから、「将来こんなシーンが実現されている」を考えてみる。
③過去に起こったことと、あやとりをすることで、思わぬアイディアが生まれることがある。
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・コンセプトのつくり方
①ヤモヤをつかまえる
自分と世界とのズレをウォッチすることが大事
自責思考が強すぎると「ズレは自分のせいだ」と自分を責めることになる。
自分を大切にして「このズレって、私じゃなくて世界に責任があるかも」と前向きな他責思考を大切にすること。つまり、ポジティブ逆ギレすること。
モヤモヤをつかまえるには、下記のことを問いかけてみる。
そして、メモしておく。
☑生きる上で、猛烈に腹が立ったり、悲しくなったりしたことは?
☑最近、社会の中で「なんか違うな」と感じたことは?
☑その感情の裏になる「言葉になってない概念」は何か?
※自分ではなく誰かのモヤモヤからコンセプトをつくるのも素晴らしいとのことだった
②モヤモヤを分類する
☑メラメラ(怒り系モヤモヤ:社会に納得がいかない怒りや悲しみ)
☑ザワザワ(違和感系モヤモヤ:既存の価値観にしっくりこない違和感やもどかしさ)
☑モンモン(焦り系モヤモヤ:自分の価値が見出せない焦燥感や孤独感)
☑モゴモゴ(言葉系モヤモヤ:既存の言葉への使いづらさ)
③コンセプトの方向性を決める
※第5章に記載
④コンセプトを言葉に落とし込む
※第5章に記載
第5章よんだら、コンセプトのつくり方はまとめようと思う。
今日も勉強になりました。
