菜穂 "潤一郎訳 源氏物語 (巻1)..." 2025年9月14日

菜穂
菜穂
@mblaq_0825
2025年9月14日
潤一郎訳 源氏物語 (巻1) (中公文庫)
輪読会にて「葵」 P3|3~P414 葵上がお亡くなりになり、それだけでも哀しいことなのにこれで光源氏さんが益々ここに寄り付かなくなるのではないかと哀しみにくれる左大臣家の人々。 光源氏さんも葵上を亡くし改めてその存在の大切さを痛感するのですが…… それとこれとは別ということで、遂に紫ちゃんを…… でも正妻にはしないのですね。 ここでいつもの私なら憤慨しているところなのですが、今回はなんだか冷静に物語を受け容れている自分に驚きました。 読書会仲間さんのアドバイスや角田光代さんのお話を聞いた後だったのが大きく影響しているかもしれません。 なんとなくこれまでの読み方から変えてみようと思ったのです。 というより、色々判断するのはこの頃の時代背景などをもう少し知る必要があるなと。 現代の概念で読んでいたら「源氏物語」はとてもじゃないけど好きになれない。 この好きになれないは相性が合わないとは違う。単に私が無知過ぎるだけだと思います。 こうやってみんな「源氏物語」にどっぷり浸かってゆくのかもしれませんね。
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