masami "アルジャーノンに花束を新版" 2025年7月1日

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@samiri
2025年7月1日
アルジャーノンに花束を新版
アルジャーノンに花束を新版
ダニエル・キイス,
小尾芙佐
「24人のビリーミリガン」と共に何十年も前にも読んだ作品。記憶が曖昧になっていたので、死ぬまでに再読したいと思っていた。 知能はヒトに何を与えるのだろうか? ギフテッドの人が必ずしも幸せに生きられるわけでは無いのは十分に周知されている。それでも渇望するものなのか? ふと思いついたのだが例えば作者のダニエル・キイス氏がもし今あらためて書くとしたら結末は変わるのだろうか? 元々近未来を舞台にした作品だが1960年代の著作である。作品の時代設定が同じでも制作された時代によって(ストーリーの主体が同じとしても)未来観は大きく変わるような気がする。それとも所詮人間は変わらないのだろうか? そんな事を考えるのが楽しい。 やはり生きてる間に再読して良かった。 *訳者、小野美佐氏のキイス氏への追悼のあとがきが付いた新版を聴きました。
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