
海辺で読書
@seasidehotel
1900年1月1日

あなたの言葉を
辻村深月
読み終わった
この中で
遠い場所で考える
が一番残った
『この夏の星を見る』の一部を紹介していて、それが凄い良い。
オンラインで色々な場所に住んでいる子供たちが話す中、8月9日は平和学習日になっているという長崎の子供たちの一言で、皆んながハッと気付く。
長崎では当たり前の「普通」が他では「普通ではない」
それが、長崎の子も、他の場所の子もハッと気付く。
そこから何処まで平和のために其々考えたかはわからないけど、そのハッと気付く感覚って凄くいいと思った。
気付きってタイミングがある。
話していてもフーンで終わる事だって多い。
本ではきっと本の中の子供たちも、読者もここで平和について考えるなんて思ってなかったと思う。
極自然に話を持っていって、気付かせる文章だと思った。
