deepend "新装版 ペルーからきた私の娘" 2025年9月18日

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2025年9月18日
新装版 ペルーからきた私の娘
「砂漠の教室」で描かれていた不妊治療の様子が辛くうら悲しかったのと、「イリノイ遠景近景」で描かれていた子どものいる家庭の様子が穏やかだったのが印象に残っていたので、それらの間にある「著者と娘さんの出会い」を読んでみたかった。 ちょうど復刊してくれて良かった。 新しい命であるところの養女を病院へ迎えに行く時、著者が自身の死滅の予兆に出会う箇所など、正直に言うと自分の中で咀嚼しきれないところもたびたびあった。 咀嚼しきれないままでも最後まで読み出来るだけ理解したいと思えるのは、それだけ私がこの著者を好きなのだろうと思う。
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