
読書好きのうさぎ
@usagi_1109
2025年9月18日

汝、星のごとく
凪良ゆう
読み終わった
@ 文喫 六本木
タイトルが意味するもの
『汝、星のごとく』
櫂にとって暁海は、どんなときも空の上で瞬いている星のような存在だったのだろう。
いいときも、わるいときも。どんなときでもそこにある、そんな存在。曇っていても、その雲の上には輝く星がある。
同じように暁海にとっても、櫂は星のような存在だった。ずっと愛していて、でも手が届かなくて、いつまでも胸の中でただ静かに輝いている。
若い彼らのまわりにはダメな大人たちが多かったけれど、とても素敵な大人たちの存在が彼らを強く導いてくれた。
瞳子さん、北原先生。
彼らのおかげで、「誰になんと言われようと自分のしたいことをする」という信念を持てた。自分の人生を自分で考えて選んで、生きられたと思う。
わたしの考えとリンクしていて、共感しかなかったな。
ただ、わたしは「したい」をするために別の「したい」を諦めようとしていて…
人生って難しいなって感じた。
