ワット "世界は団地でできている 映画..." 2025年8月20日

ワット
@watt
2025年8月20日
世界は団地でできている 映画のなかの集合住宅70年史
世界は団地でできている 映画のなかの集合住宅70年史
佐藤大,
団地団,
大山顕,
妹尾朝子,
山内マリコ,
稲田豊史,
速水健朗
団地の形成の歴史という以上に、世の中の団地のイメージがどのように変遷していったのかを、映画を通して確認していく試み。現代的な集合住宅としてもてはやされた時代があり、画一的で文化的に貧しい住居と考えられた時期もある。最近は、密接なコミュニティが復活していて暮らしやすいところだと再発見されている。一方で、低所得者や多国籍ルーツの人たちが集住している現実もある。団地建設以前の歴史は、バクッと「地霊」的な感じで捉えている。  横にひろがる街区のあり方と、まちのつくりを考えていくのは面白い。少し前にも、東京の東久留米にある滝山団地から、イトーヨーカドー、レストラン・ファミール、フードコート・ポッポの話題で仲間と盛り上がった。いま自明になっている地域のイメージは、数十年後どう変化しているのだろう。タワーマンションもいずれ意味が変容していくのだろう。うんと福祉っぽくなってるかな。
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