世界は団地でできている 映画のなかの集合住宅70年史

21件の記録
- とめ@m_ake2025年8月23日買った読み終わっためっっちゃくちゃ面白くて一気に読んだ。戦後の住宅供給源として山や畑をつぶして一気に建設される団地の暴力性…。考えてもみなかったなあ…しかし、言われてみればぽんぽこなんてまさにその暴力を描いたものか。
- eneo@eneo2025年8月21日読み終わった団地を切り口にこんなに語れるのか!、と面白く読む。自分の成長と共に発展し、すたれかけ、また再生の道を模索している団地、色々な思い出が去来する。勿論『団地のふたり』も大好きです! 原作もドラマも。
- ワット@watt2025年8月20日読み終わった団地の形成の歴史という以上に、世の中の団地のイメージがどのように変遷していったのかを、映画を通して確認していく試み。現代的な集合住宅としてもてはやされた時代があり、画一的で文化的に貧しい住居と考えられた時期もある。最近は、密接なコミュニティが復活していて暮らしやすいところだと再発見されている。一方で、低所得者や多国籍ルーツの人たちが集住している現実もある。団地建設以前の歴史は、バクッと「地霊」的な感じで捉えている。 横にひろがる街区のあり方と、まちのつくりを考えていくのは面白い。少し前にも、東京の東久留米にある滝山団地から、イトーヨーカドー、レストラン・ファミール、フードコート・ポッポの話題で仲間と盛り上がった。いま自明になっている地域のイメージは、数十年後どう変化しているのだろう。タワーマンションもいずれ意味が変容していくのだろう。うんと福祉っぽくなってるかな。