
tukiko
@torori0208
2025年9月21日

傲慢と善良
辻村深月
買った
読んでる
読み終わった
読了。
真実の視点になってから、そういうことだったのか…と失踪の理由が明らかになっていった。
自分の意思で行動し、選び、その先に新しい出会いがある。今までと全く異なる環境で過ごすことで、真実の視野が広がり、モノの見方が変わっていくのもわかった。
傲慢な人、善良な人、がいるわけじゃなく、ある状況である人に対しては傲慢、もしくは善良である、と、人はみな傲慢さも善良さも持ち合わせてるのだと感じた。
自分はどうだろうと、見つめてみたくなる。
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次々にいろんな登場人物が出てきて、真実の姿が鮮明になっていく。
一つひとつの描写が細やかで、頭の中に映像が浮かぶよう。
分厚い小説なのに、読み進めるのが全然苦じゃなく、もう一ページ、もう一ページ…とめくってしまう。引き込み力がすごい。


