
はな
@hana-hitsuji05
2025年9月18日

私たちに名刺がないだけで仕事してこなかったわけじゃない
すんみ,
京郷新聞ジェンダー企画チーム,
京郷新聞ジェンダー企画班,
尹怡景
読み終わった
図書館本
図書館で借りた
この本を手に取ってパラパラめくった時、それまで読んでいた本よりやたらとポップで挑戦的でインタビューの書籍化だとわかり、正直自分の好きな感じの本じゃなかったらどうしようなんて思った。
でも私も名刺が欲しかった時期とか瞬間があったな〜と思いながら読み進めた。
(よくよく思い返すと、昨日今日会った初めての人に個人情報晒したくないタイプなのになんで!
小学生の時に流行っていたプロフ帳を思い出す。自分がどんな人間なのか書いているうちに向き合えるのが好きだった。
どんな色が好きで、どんな趣味があって…とそういうことを改めて考えて自身を改めて見つめ知るのが面白かったな。
もし私が名刺を作るとしたら、この本に出てくる女性たちみたいに、好きだったことや目指したもの、親しい人がつけてくれたあだ名みたいなものを書いたら楽しそう。
それが私だものな。
わかりやすいものを欲しがらなくても、同じ痛みや乗り越えてきたものを持つ人同士は、お互いのことをいつかふと見つけてしまう気がする。
私たちは透明だからすぐに気付いてはもらえない時があるけど誰かれ全員に見つかるより、もう耐えられなくて家出をしようとして出来なかった気持ちや、自分より他人のことばかり優先してきた時間みたいなものを知っている者同士で時空を超えて存在を見つけてしまうかも。
(実際こうして本を読んで、彼女たちの人生を知ったわけで。
このことを書きながら母のことを考えている。母自身が1番自分を示していると思う肩書はなんなんだろうか。
そして自分に名刺は必要か?そうなら何を書くのか。








