最近色々重なってバタバタしててあまり本を読めていないんだけど、オーディブルでアガサ・クリスティー『アクロイド殺し』（朗読 前田弘喜）聴き終わった。 面白かったー。 （ここから先はほんのりネタバレになるかもしれない。いまさらかもしれないけど） この作品の有名なトリックの存在はまあ聞いたことがあったけどタイトルと結びついてなかったから幸いだった。 ただ最初の方から、なんでこの人他の容疑者と同じ立場のはずなのにこんな当たり前のように自分は疑われる余地がないとけろっとしてるんだ？とは引っかかっていたし、趣味の話が出てきて電話いじったな！？と思ったけどそれは違ったわね。 もちろんこの有名なトリックも面白かったけど、それよりそれまでおとなしそうで善良そうだったキャラクターが淡々とあのラストに至るところが怖かったな…。 キャロラインがかわいそうすぎる。