本屋lighthouse "コンヴィヴィアリティのための..." 2025年2月14日

コンヴィヴィアリティのための道具
コンヴィヴィアリティのための道具
イヴァン・イリイチ,
Ivan Illich,
渡辺京二,
渡辺梨佐
とにかくイリイチは自転車よりも速くなってしまった移動手段に対してノーと言っているようで、ちょうど『自転車』を読んでいて猛烈に自転車に乗りたくなっている私には、天啓のような1冊だったのかもしれない。しかしそれ以外のことはよくわからない後半100pほどだった。訳者あとがきを読むと渡辺京二が「既訳のものはマジで翻訳がくそだった。英語をわからない奴が翻訳したにちがいない。だから俺は30p読んで挫折したのだ(そして俺が翻訳し直すことにした)」というようなことを言っていて最高だった。しかし30p読んで挫折しかけたのは私も同じであり、そもそも冒頭30pくらいは誰が訳しても意味不明な代物だったのかもしれない。
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