
より
@honeypie
2025年9月19日

箱男
安部公房
読み終わった
安部公房「箱男」
同じ日に違う人から二度も勧められるという異常事態が起きたので優先して読んだ
読んだんだけど終始生ぬるい風みたいな性描写でじれじれしていた 面白い面白くないというかもうそういうのじゃなくて…なんていうんだろう…
なんかもうずっと性描写がじれじれしてた 具体的に性行為とかが発生してるわけじゃないんだけど、ずっと生ぬるい性描写
「自分から社会生活を手放して箱男になる」っていう話なんだけど、社会生活を手放そうが生活は発生する。食事、入浴、排泄、髭剃り、なんかそういう身の回りの世話についての描写も全部生々しくて…生活の匂いがずっとしてる
変な匂いの小説だった 不条理というよりシュルレアリスム寄り?かも
難しい難解 何が起こってたのかもわからないけど、とにかく生活の匂いがする