集合住宅の理事会の暗部。ということを20年も前、管理組合理事長をやらされたハードな時期以降、ずっと考えている。この本がそのもやもやを切り開いてくれる手がかりを題材にしているのかはわからないが、おそらく今後、どんどん出版され、売れるであろうジャンル。

吉祥寺の啓文堂書店に迷い込んだ某日、目的の海外翻訳＠文芸書は影も形もなくすごすごと逃げ帰ったのだけれど、この本があちこちに堆く平積みになっていたので手にとってパラパラとめくってみた。 ルポライターならではの、少し固めの週刊月刊誌にどーんと掲載されてそうな、こなれた文体と切り口。うーん、またのご縁があれば読もう。