
一色
@honyonu_isshiki
2025年9月20日

死体は語る
上野正彦
読み終わった
警察官のための検視に関するハンドブックを読んだため、今度は法医学の観点でのエピソードを知ることが出来ないかと思い読み始めた。
数年前に話題になった不自然死を扱うドラマの脚本家の方もきっとこの本を読んだのではないかと思う。こう言ってしまうのはとても不謹慎ではあるが、学問としても職業としても非常に面白く意義のある存在だと思う。
また、作者の方は読ませる文章がとても上手に思う。医師の方の本をあまり読んだことは無いが、事象を詳細に説明するのに長けている反面読み物としては退屈な本というのが多い印象だったので、読み始めて次が気になる医師の方の本(それもフィクションでは無い作品)というのは初めてだった。
調べると続編もあり、同じ作者の方の別の本も面白そうだ。引き続き読んでみようと思う。
