
はな
@hana-hitsuji05
2025年9月20日

とびこえる教室
星野俊樹
読み終わった
図書館本
図書館で借りた
一言で言えばめちゃ良い本だった。132
思いも葛藤も後悔も共感しきり。
p80 「何も手立てを講じなければ、その怨念に自分自身が蝕まれ、そのうち『もののけ姫』に出てくる「タタリ神」のように自分がなってしまうかもしれないという予感がありました。」
自分の家族でさえ裸眼で物事を見ている場所を1人だけメガネをかけて見えてしまったものから目が離せなくなっている気持ち。
誰かと分かち合いたいのに近くにはいない。
p128 著者は自分の過去や傷だけでなく、取り返しのつかない過ちや間違いも記している。
p181 柔らかい声をエンパワーすること。
トーンポリシング、マンスプレイニング
p140 ケア労働は「女性的」
社会的承認を求めたかったのではなく、ただ「ケアされたい」と願っていた
教養とは。ここでも鬼滅っぽい「生殺与奪の権」「女の子の翼を折らない、男の子に呪いをかけない」
「性別vs性別の話ではなく、暴力は構造から立ち現れる」とはいえ、「性別にとらわれないこと」と「あえてとらわれること」ここが1番良かった。どっちか1つを選びそれを常に指針としていくのではなくて、この場合は何を大切にするのか。そこがごちゃごちゃになりがち。









