
さとう
@satoshio
2025年9月20日

書籍修繕という仕事
ジェヨン,
牧野美加
読み終わった
人から本を借りることってあまりないのだけど、珍しく貸してもらった本。
靴の修理、服のリメイクがあるように、書籍修繕も仕事として存在すべきだよね、忘れていたよと思いながら読み始めた。
貸してくれた人も言ってたけど、翻訳が素敵で違和感を感じることなく、わくわくしながら読めた。翻訳物って言葉のリズムを掴むのに時間がかかってしまって少し苦手だけど、原作が韓国語+翻訳がよかったから文章がしっくりきたんだと思う。
本の修繕はやり直しが効かないとてもプレッシャーがかかる仕事ということが分かったし、それが個人経営のお店だったら尚更失敗できなくて、そんな個人で書籍修繕の店を営んでいる筆者の、プレッシャーに押し潰れそうな時、集中力を取り戻す話がすきだった。
あとはスクランブルエッグのレシピ。
作り方の最後が「⑦もぐもぐ」で終わるのみてにこにこしてしまった。









