
敗荷
@sibue_fjodor_
2025年9月20日

読み終わった
「自己ー心ー世界」に対する5つの介入。ぼくはこれに並行して、「生体ー生存ー実存」の回復モデルについても考えなければならない、と思った。カウンセリングのみならず、たとえばリハビリにおいても同じことがいえる。2018年の専門医制度改定によりリハビリ専門医が誕生したことは、生体レベルの回復(手術・治療)と、生活=生存+実存レベルの回復(リハビリ)が、なめらかに連続したものであり、截然と分けられるものではないことが明らかになった証左である。翻って精神医学においても、この3つのレベル、とくに板挟みにあいやすい生存、生き延びること、をいかに取り戻すか、が問われる時代にあるのではないか。
ここでいう生体ー生活ー実存の回復モデルとは、言い換えれば、「生きられるか」ー「いかに生きられるか」ー「いかに生きるか」ということです。



