
DN/HP
@DN_HP
2025年9月20日

ある文化、音楽に出会う。人生の舵を切りそこへ飛び込む。その記憶を文章にして物語る。とてもロマンティックな行為だ。溢れ落ちてしまうものや書けない/書かないこともあるだろうけれど、そこに多くの人を納得させるような正確さは求めていない、歴史を読みたいわけじゃないから。ここにあるのは個人のロマンだ、これらは「私の物語」だ。そんな風に読んだ。
わたしにも好きな文化や音楽があった、耽溺もしていたと思う。だけど思い切って舵を切ることが出来なかったような気もする。その一時期を物語ることは出来るかもしれないけれど、書こうとは思えない。そこにはロマンが足りないのかもしれない。それでも、あるいはだから、ロマンティックな物語を深夜まで読み耽り、記憶を辿り、そこで出会った沢山の音楽を聴いた数日間はロマンティックな時間だった、と言ってもいいかもしれない、言いたい。そんな気持ちは少しだけ書き残しておきたい。



