jyue "ある翻訳家の取り憑かれた日常" 2025年9月20日

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@jyue
2025年9月20日
ある翻訳家の取り憑かれた日常
9月某日 朝、家族を見送るとき、玄関の外側の空気が少し冷んやりするようになって、なるほど秋が来かけてるなあと思う。冬は、見送ってからまだ温もりのあるお布団で少しだけ二度寝するのが好きだから、その時期が待ち遠しい。 『若いとき、面白い小説を読んでいたら時間を忘れ、ふと気づくとワンルームマンションの窓から夕日が差していて、とても寂しくなったことがあったなあ。あの頃の、読めば時間を忘れるほど没頭するあの感じ、最近、あまりない。』 人の日記を読むと安心する。疲れ具合にあわせて適度に休んでいる姿を見ると、ああなんだわたしも休んでいいのかと思う。みんなそんなに強くなんかないよね、と思えるから、定期的に日記文学は読むべき。
ある翻訳家の取り憑かれた日常
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