たんたん "マイクロスパイ・アンサンブル" 2025年9月19日

マイクロスパイ・アンサンブル
初めて伊坂幸太郎先生の本を読んだ。最初はどういうことだろう?と、とりあえず、読み進めていた感じ。話の主人公が頻繁に切り替わり、この先どうのようにストーリーが進んでいくのか?と不安を抱えつつも、するすると読んでしまう不思議な感覚。途中、クスッと笑ってしまうセリフに小気味良さを感じた。 話が進むにつれて、「あっち」と「こっち」のつながりに気付いた時の衝撃と快感。ちょっと待てよと、もう一度読んだところを振り返る。 そこからは、続きが気になりすぎて、読むことをやめられず、あっという間に読み切った。 伊坂先生の作品にハマりそうな予感。 あとがきで、猪苗代湖のイベントの冊子に載せていた小説だったことを知り、そのイベントにリアルタイムで参加したかったなと思った。けど続きを読むまで1年待たなくちゃいけないのは、耐えられなかったかもな〜。 書籍化されて手に取ることができ、本当に感謝。
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