マイクロスパイ・アンサンブル

69件の記録
- 図書委員の歩き方@numo_book2025年9月30日読み始めたはじめは視点とする登場人物の区別がつかず(?)誰が誰なのか謎なまま読み進めていたが、だんだん世界観に自分が近づくことが出来た。 タイトルの通り、小さなスパイが奇跡を起こす(?)お話。面白くて電車で読んでいたら降りたい駅のふたつ先にいた。
- 森々@mori_hkz2025年9月29日読み終わったなるほどマイクロなスパイのアンサンブルだった。 前作「アイネクライネナハトムジーク」がすごく良かったので読んだ。こちらは少しアプローチの仕方が違うような。どちらかというと「ペッパーズゴースト」な感じ(読んだ伊坂作品が少ないためそう感じるのかも)。 ラスト(番外編?)の「猪苗代湖でまた会う話」が読みたくて読んでたんだよ〜と思うくらいラストに満足。勿論道中も良くて、人生うまく行かないことが多くても生きていたら死んだことにならない、偶然の産物が誰かを、自分を救うかもしれない。そんなメッセージが込められている。 心が不安でザワザワすることがなく、続きが気になっても安心して読み進められる。
- ylyluv@y01232025年9月25日読み終わったキャッチーな表紙とその題名から惹かれて手に取ったはじめての伊坂幸太郎さんの作品🙂↕️ 最初はなにが起きているんだ!とページを行ったり来たりしていたけど、点と点が繋がった瞬間読むのがとまらなくなって、「こっち」と「あっち」の世界に出てくる人々は存在する場所が違えど、なんかいそうだよね、、って共感したり、できなかったり。読了後はどこかにみんないるかなって思ってしまいました🫶🏻
- たんたん@chorao-shiho2025年9月19日読み終わった初めて伊坂幸太郎先生の本を読んだ。最初はどういうことだろう?と、とりあえず、読み進めていた感じ。話の主人公が頻繁に切り替わり、この先どうのようにストーリーが進んでいくのか?と不安を抱えつつも、するすると読んでしまう不思議な感覚。途中、クスッと笑ってしまうセリフに小気味良さを感じた。 話が進むにつれて、「あっち」と「こっち」のつながりに気付いた時の衝撃と快感。ちょっと待てよと、もう一度読んだところを振り返る。 そこからは、続きが気になりすぎて、読むことをやめられず、あっという間に読み切った。 伊坂先生の作品にハマりそうな予感。 あとがきで、猪苗代湖のイベントの冊子に載せていた小説だったことを知り、そのイベントにリアルタイムで参加したかったなと思った。けど続きを読むまで1年待たなくちゃいけないのは、耐えられなかったかもな〜。 書籍化されて手に取ることができ、本当に感謝。
- n7se@RN_872025年9月17日読み終わった伊坂幸太郎は昔から大好きだったけど、最近は読めてなかったので、久しぶりに買ってみるか〜と思って買った作品。世界は広いよ!と教えてくれる御伽噺みたいなものだったけど、年齢を重ねて、感受性が落ちてしまっていることに気づいてしまった…。 表紙の絵がとっても可愛くて良きです。
- 歩@takeastroll2025年9月11日読み終わった伊坂作品に出てくる 、真っ直ぐな善人 好き。 小さい奇跡はそりゃあフィクション的に感じるけれど、わたしはわたしで上向きに生きたいね~と思えた。「プライドは言葉にすぎない」直近の自分に刺さった。
- 瑞希@mizuki-012025年9月6日読み終わった読み始めはちょっと謎で、ある程度読んでおかないと内容がわからなくなると思って読み進めたら、止まらなくなってしまった。 嫌な人間の感情が出てこない作品。 自分が嫌な思いをしても、自然と誰かや周りのための言動ができる人たち。しかも、嫌な思いをしてるとも思ってない。 人間関係に疲れた時に。 昆虫好き、音楽が好きな人にも。
- ran@ranraranruran2025年9月4日読み終わった少しずつ見せてもらえるそれぞれの世界が段々と繋がっていくのが面白かった。わたしも気づかないうちに、どこか別の世界と繋がってたりしないのかな〜
- 🌦️@restgoogoo2025年9月3日読み終わった@ 自宅おもしろかった〜!! 伊坂さんの作品は、ラストの著者インタビューにある「読み終えた時に心が、角度的に三度くらい上向きになるような小説を書きたい」という考えがまさに!といった感じで今作もほくほくしています。 虫が苦手で描写があったときは唸りながら読んでたけど、ナノエージェントたちが乗ってんだな〜と思ったらちょっとかわいい(笑)蝉が鳴き止んできた時期に読んじゃった。 いろんな点と点が繋がるなかで、そのひとつである優しさの連鎖というか、ふんわりやんわり良い輪が出来て胸が温かくなったと同時に涙出てきちゃった あえて「言わない」みんなの選択肢が温かい でもオチもちゃんとくすって笑えておもしろい あとがきにある企画経緯も含めて隅から隅まで親しみと他方面への愛を感じる作品だった〜逆ソクラテスも読んでて思ってたけど、伊坂さんって良いひとだな…
- n@blue_272025年8月16日読み終わった読書メモすごくよかった…! このお話が生まれた経緯もすごく素敵だなと感じたし、猪苗代湖でまた会う話が追加されてるのも本当に本当によかった。ほっこりした。 お互いが見えない相手に向かって手を振るシーンは、思わず顔が綻んだ。 実際の内容には直接関わりがないけど、なんとなく今までふわっと感じていたことが言語化されたような気がして、あぁそういうことだ!と嬉しくなった。 「夏の湖や山は、大勢の人たちとはしゃぐのが好きな、大らかな人物のように思えたが、冬にやってくると同じ場所であるのに、湖も山も、僕の話を聞くためだけにそこにいてくれる、言葉数の少ない年長者みたいに感じられた。」 猪苗代湖に行きたい…!!