
くりこ
@kurikomone
2025年9月22日

さらば,男性政治
三浦まり
まだ読んでる
第五章ミソジニーとどう戦うか で、政治がいかにミソジニーに支えられ動いているか知って愕然とする。こんな状態でジェンダー平等とか話し合ってるの、どうなん??
政治とミソジニーで思いだすのが鶴ガ島市議の福島めぐみさんのことだ。彼女がクルド人の祭りに出席し差別を止めるよう発信したのがきっかけで講義の電話が役所に溢れた。
そのご、福島さんが「鶴ケ島市議会議員」の肩書を使って発信することで、市などの業務に支障をきたしているとして、発信を止めるよう賛成多数で可決
(この時の会議の様子がひどかった。全員が当たり前のように加害者の行為に加担している。まるでいじめ、彼女が無所属の女性だから酷い扱いを受けているのだ)
さらには石井孝明氏にデマを流され名誉毀損で訴える羽目になっている。https://news.yahoo.co.jp/articles/99056f2bf0a41c521f3e55e791d8b1ab071c3e84
印象に残ったところ
p.211
<組織内の男女比に注目した古典的著作を著したロザベス・モス・カンターは、女性が一五%以下の場合は飾り(トークン)のように扱われ、その存在がいわば悪目立ちし、男性以上に厳しく言動が査定されると指摘する。女性であることが常に強調される一方で、男性文化への同調が求められるという。女性の数があまりに少ないと、女性もまた多様であるにもかかわらず、過度に一般化された男女の相違(つまりはステレオタイプ)が強調され、能力を発揮することも妨げられてしまうのである。>




