
森々
@mori_hkz
2025年9月22日

この世の喜びよ (講談社文庫)
井戸川射子
読み終わった
少し読みにくく内容は難しかったけど、詩的な文章で美しくて好きだった。
一人称が「あなた」で始まる物語で、最後の最後の「あなた」は一人称にも取れるし少女に向けて言っているようにも俯瞰で見ている読者に向けて著者が言っているようにも取れるて一番好きな部分。
「マイホーム」「キャンプ」は伝えたいことはよくわからなかったけど、空気感は好きで、「マイホーム」はなんか嫌な気持ちになった(夫にイラついた)。
「キャンプ」を読んで思ったのが、子どもってお互いの名前や素性をよく知らなくてもいつのまにか仲良くなってて不思議だよな〜だった。
