この世の喜びよ (講談社文庫)

この世の喜びよ (講談社文庫)
この世の喜びよ (講談社文庫)
井戸川射子
講談社
2024年10月16日
11件の記録
  • 森々
    森々
    @mori_hkz
    2025年9月22日
    少し読みにくく内容は難しかったけど、詩的な文章で美しくて好きだった。 一人称が「あなた」で始まる物語で、最後の最後の「あなた」は一人称にも取れるし少女に向けて言っているようにも俯瞰で見ている読者に向けて著者が言っているようにも取れるて一番好きな部分。 「マイホーム」「キャンプ」は伝えたいことはよくわからなかったけど、空気感は好きで、「マイホーム」はなんか嫌な気持ちになった(夫にイラついた)。 「キャンプ」を読んで思ったのが、子どもってお互いの名前や素性をよく知らなくてもいつのまにか仲良くなってて不思議だよな〜だった。
  • ひいろ
    ひいろ
    @hiirokioku
    2025年8月31日
    第一作、『ここはとても速い川』が大好きで追いかけ始めた作家さんの、芥川賞受賞作。素晴らしい。素朴な世界のうちに、胸を打つ文章の美しい流れ。次の作品も買ってある、持ってきている。今から読む。幸せですね。
  • 庭ガラス
    庭ガラス
    @glass_water
    2025年8月19日
  • ひいろ
    ひいろ
    @hiirokioku
    2025年7月22日
    表題作を読んだ。珠玉の文章。
  • onyoro
    onyoro
    @onyoro
    2025年5月16日
    去年のまだ厳しい暑さが残っている頃に、公園の木陰のベンチに座っているおばあちゃんが読んでいたのをなんだか強烈に覚えていて、いつか読むぞと思っていた本。 手触りがずっと掴めない感じが、整頓された言葉というより"あなた"の脳内のようで、よかった。 私はまだ本当の意味での共感は出来ない、と思った。あのおばあちゃんは、どんな気持ちで読んでいたのだろう。 …とここまで書いていて、6歳くらいまでは絵本、13歳くらいまでは児童文学みたいなのを読んでる気がするけど、大人ってこんなに歳の幅があるのに同じ本を読むのね、と面白くなった。今読んでいる本、おばあちゃんになったらどんな気持ちで読むんだろうな。
  • 芯波
    芯波
    @shinba
    2025年4月6日
    先々月に読んだのを再読。二人称小説という手法を除いても、この小説の登場人物たちが好きだな。等身大で、ほどほどに善良で、頼りないけど芯を感じる。少年たちが主人公の「キャンプ」も好き。また彼女ら彼らに会いたくなるだろう。
  • みず
    @mizzz
    2025年3月15日
  • 鯨
    @kujuranosenaka
    2025年2月2日
  • babu
    babu
    @nantoiukotodeshow
    2025年1月26日
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