ねむみん
@nemumin
2025年9月23日

推し、燃ゆ
宇佐見りん
読み始めた
久々の一冊は短めのものを。
思春期特有の自他への嫌悪感を「推し」が塗り替え生き甲斐になっていくが、その「推し」の炎上でみるみる生活に支障をきたしていくさまがリアル。
のめり込むような推し活をしたことはないが、10代の未熟さとの相性は悪そう。冷静な文体で綴られるので、意外と感情に呑まれず読めるのでありがたい。
現代的なテーマだけど、大袈裟すぎる表現も説教臭くもなく、誠実さを感じる。まだ前半しか読めていないのでどういう話に落ち着くのか楽しみ。
