
クリップ📎
@clipper52
2025年9月23日

カラマーゾフの兄弟(1)
フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス,
亀山郁夫
かつて読んだ
また読みたい
高校時代に新潮文庫の原卓也訳で挫折。
でも、大学時代にもう一度手に取って1度目の通読。とりあえず読み切ることを目指した。
そして、もっとしっかりと理解したいと思いながら、2度目の通読はあちこちに線を引きながら読み終えた。
それでも何か不完全燃焼だったので3度目は細かい時系列や場面ごとの展開、人物の語りの移り変わりなどをノートに書き落として、ひとつひとつ噛み砕きながら読み解いていった。
そこまでして、ようやくこの作品が時代や国境を越えて読み続けられている理由がわかったように思えた。生きてるうちに読むことができて良かったと本気でそう思えた。お金はなくても時間だけはたっぷりあった大学時代のこと。
何度も読みつぶした新潮文庫版はぼろぼろになってしまっている。またそのうちに光文社文庫でも読んでみたいと思う。
