
ぴぐ
@pgmn
2025年9月23日

ハルビン
キム・フン,
蓮池薫
読み終わった
映画「ハルビン」を観る前に7割ほど読み、映画の後に残りの3割を読んだ。
あとハルビンの内容とは関係ないけれど、映画で伊藤役を演じるリリー・フランキーさんがおでんくんの原作者だということ、今日はじめて知りました。
映画は安重根が伊藤博文を暗殺するまでを主軸に描くのに対し、小説では安重根、伊藤博文、大韓帝国皇太子李垠、禹德淳、ウィルヘルム神父等々、複数の視点を通して話が進むため、より視野が広がるように思う。
ただ、小説には断指同盟は(見逃していなければ)登場しないし、伊藤を銃殺した際の安重根の言葉「コリア ウアー」がロシア語で「万歳」を意味することが明言されていなかったので、同時期に映画と小説の両方に触れられたのはよかった。
タイトルが同じだが小説と映画は別物でストーリーにも差異があるため、これらは再構築した物語なんだということを意識させられたかもしれない。とはいえ実際に起こったことでもある。まだまだ知らないことが多くあるのだろう。
安重根が獄中で書いた自叙伝の内容が気になった。
