ハルビン

21件の記録
- もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年4月24日読み終わった安重根が死刑判決をうけて控訴せず死刑が確定してから死刑執行までの間に自伝を書き、弟に家族を託し、キリスト教の司祭に告解を求めたが、最初は拒否されたものの告解することができた。 しかしながらフランスから朝鮮に来たカトリック関係者は信徒よりも今にも朝鮮半島を飲み込もうとしている日本におもねるような態度をとっているように思えるところもあり、信仰とは…という気持ちになった。 物語が閉じてから、その後の登場人物の足跡がまとめられていて、安重根の身内の者は独立運動に身を捧げていったようだ。 また妻子は朝鮮に住めなくなって、ロシア領や満州などを転々としていて、次男は幼くして亡くなった。 安重根が現在の韓国では英雄とされているようだが、英雄である前に人間であり、また伊藤博文暗殺は運が重なって成功したと本人が語っているように緻密に計画されたわけではなく衝動的なものだった可能性も示唆されていてとても興味深かった。
- もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年4月23日まだ読んでる今晩は152ページから。 伊藤博文暗殺後、まず描かれたのが明治天皇以下日本の高官と日本に留学している皇太子の李垠の動き、朝鮮半島では純宗やソウルのカトリック教会の神父の動揺などだった。 ここは史実に忠実に描かれているのだろうな。 朝鮮人が犯人であることに純宗が一番衝撃を受けていた。 今までうまくやってきた日本皇室と韓国皇室の関係が崩れ報復されるのではないか、みたいな感じだったので日本に対する気持ちが一般人と温度差がありすぎるなと思った。 朝鮮半島の各地で日本軍の暴力的な侵略行為に国民が蜂起していることを皇帝の純宗をはじめとした高官たちはどう思っているのか。 メモ いつから「大韓帝国」になったのか調べる
- もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年4月22日まだ読んでる今晩は137ページから。 安重根がついにことを成し遂げてからロシアの憲兵隊に捕らえられて以降のお話(多分) 私の中の安重根がやっとヒョンビンになった。 (実写映画で安重根役を演じるのはヒョンビン)
- もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年4月21日まだ読んでる今晩は116ページから。 ようやく折り返し地点まできたのかな。 安重根は仲間と二人で銃を懐に忍ばせてウラジオストク駅を出発した。 捕まる覚悟はできていて、家族にも累が及ぶことを承知のようだけど、家族(妻と3人の子ども)はたまったもんじゃないだろうなと思った。
- もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年4月20日まだ読んでる今晩は84頁から。 やっと三分の一まできたのかな? 今さらながら伊藤博文のことをほとんど知らなくて(旧百円札の肖像の人で初代内閣総理大臣だった人という程度の知識)この本の中で一番よくわからない人物が彼… 日本史受験じゃなかったから(言い訳) 他の人物についても知ってるわけではないけど、読み進むうちになんとなく人柄がわかるようになりそうなのに伊藤博文はわからない。 明治天皇も出てくるけど、明治天皇もそういえば人柄がわからない。 安重根についての本はこれがはじめてで、彼につては「伊藤博文を暗殺した人物」ということしか知らない状態で読んでる。 今知ってることは生家は裕福で妻子がいるが、遠方で教育に携わるなどしていて、実家に妻子を任せてきりにしていることと、猟銃の扱いが上手く鹿などを仕留めて周りの人たちと分け合って食べてることくらい。 この先、彼がどのような心の動きがあって凶行に及んだのかとても興味がある。 今晩はどこまで読めるか…
- もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年4月11日まだ読んでる他の本に夢中になってしまって、序盤で止まってしまった。 7/4に日本でも映画が公開になるとのことで7月になる前に読み終わりたい。 ポスターは日本版よりのより韓国版の方がいい感じだった。