
it_shine
@it_shine
2025年9月24日

読み終わった
非常に受け入れがたい困難な現実にぶつかったとき、人間はほとんど無意識のうちに自分の心の形に合うようにその現実をいろいろ変化させ、どうにかしてその現実を受け入れようとする。もうそこで一つの物語を作っているわけです。(小川洋子『物語の役割』ちくまプリマー新書p22)
自己と世界の関係を調整するのは物語です。二つのままならないものの緩衝材として個人的な物語があり、それを生きているのが心です。カウンセリングはこの物語の次元に深く関わる営みでもあったということです。
p416









