
日向
@mudream_31zZ
2025年9月24日

水中の哲学者たち
永井玲衣
読み終わった
率直に、この本に出会えてよかったと思った。また難しい感じの本かな、、と思ったけど、Readsでも書店でもよく見るから借りるだけ借りてみよう、と手にとってよかった。永井玲衣さんの文章を初めて読んだけど、すごいしっくりきた。好き!私もこういう哲学者になりたい。でも、やっぱり「向こう側」系の人間だなぁと思ってしまった。哲学するために生まれてきたような方だなと、いろいろな形の言葉から感じた。私みたいな凡な人間には到底思いもつかないようなことをいっぱい考えていらっしゃっていて、ここまで思考していると疲れるだろうな、だけど楽しいだろうな、とか、いろいろ思った。でも、昔から哲学が大好きだった!みたいな方ではなさそうだから、「考える」ことの素質があったんだろうな。すごい。憧れた。私も哲学科で、「わからない」って言い合える仲間がほしいな〜と思った。出会えますように!
気に入った言葉があまりにも多くて書ききれないしメモしてもいないけど、
『諦めそうになった時、問いがわたしを心配そうにのぞきこむ。
まだわからないよ、と問いは言う。
たとえ問いに打ちひしがれても、それでも問いとともに生きつづけることを、わたしは哲学と呼びたい。』
これが結構好き。
私も、ぐるぐる思考を巡らして、脳のエネルギー(?)をすり減らして、わからないことで頭がパンパンになるくらい、考えて、、考えることをやめずに生きていきたい!と思う!!

