うり坊の本棚 "エレガンス" 1900年1月1日

エレガンス
エレガンス
石川智健
8/15にたまたま本屋さんで見つけて、手に取った本 戦後80年、戦争のことを教えてくれる親族もいないため、読んでみることにした。 悲惨な戦争の描写が深く心に来る。 どんな写真を撮っていたのかきになり、図書館へ写真を見に行った。 本に出てくる描写通りの、目を覆いたくなるような写真ばかり。 そんな戦争中に起きた殺人事件についてのお話。 「抵抗は、世界に実際的な影響を及ぼす場合も稀にあるが、及ぼさないことのほうが圧倒的に多い。それでも抵抗するのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためでもあるんだ」 「光があれば、影ができるのは当然だ。もしかしたら君は今、影の中にいるのかもしれない。でも、手を伸ばせば、一歩踏み出せば、すぐ傍に光があることに気付くはずだ。」 「影を恐れるな。影は常にあり、時として味方にもなる存在なんだ。」 この機会に出会えたことはとても嬉しくすごく勉強になった。伝えて残さなければいけないと思った。
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