
菜穂
@mblaq_0825
2025年9月23日

桜の森の満開の下・白痴 他十二篇
坂口安吾
読んでる
本のある暮らし
積読家
読書会すみれ
輪読会
輪読会にて
「白痴」P61~81
「白痴」の続き。
主人公の住む街は、よく言えば個性豊かな人々ばかりで……その中でも特に個性的なご夫婦がいましてというところまででしたが、今回はそこから思わぬ方向へと展開していきました。
挨拶を交わす程度だったご夫婦でしたが、ひょんなことから奥様と急接近。禁断のラブロマンスが……始まったりはしません。いやある意味始まってるのか??
男性の支配欲ってこんな感じなのかもな。知らんけど。
今回の部分には坂口安吾の思想のようなものが色濃く描かれていたように感じたし、勢いも感じました。筆が乗ってるというか。
そしてチラチラ見え隠れする戦争の影。
この物語の終着点はどこへ行き着くのだろうか。それはまた次回へのお楽しみ。




