桜の森の満開の下・白痴 他十二篇

桜の森の満開の下・白痴 他十二篇
桜の森の満開の下・白痴 他十二篇
坂口安吾
岩波書店
2008年10月16日
21件の記録
  • 菜穂
    菜穂
    @mblaq_0825
    2025年10月9日
    輪読会にて 「女体」P101〜P124 芸術家なのをいいことにやりたい放題の師匠・岡本。金にも女にもだらしなく、特に色恋事となるとなりふり構わないクズな人。 そんな師匠にへきへきしている谷村ですが、読みすすめていくうちにどうにもこうにも拗らせているのは谷村なのだということが見えてきます。 勝手に妄想してなんでも人のせい。妻のことすら信用できず、けれどその妻に翻弄されて。 ろくでもない男たちなのですが、なんだか他人事とはとても思えません。なぜなら身近に思い当たる人たちがいるから…… 「女体」はこんな感じで読了し、次回からは信子は誰?という謎を残して続編「恋をしに行く」へ入ります。
  • 菜穂
    菜穂
    @mblaq_0825
    2025年10月1日
    輪読会にて P82~P101 「白痴」「女体」 「白痴」読了。戦火の描写がやけに生々しく白痴の女を連れ立って逃げ惑う主人公の心情が読み手にしっかり伝わってきます。 恐怖と共に芽生える支配欲もリアル。 そして逃げ延びた後、主人公の心境の変わりようは酷いと思いつつ、自分にも思い当たる節があるような気がしてなんだか責める気にはなれませんでした。男だから女だからとうよりも、人間って誰しも優しさと汚さは持ち合わせているよなと…… そして「女体」の序盤まで読みました。 これはどちらかというと女性の支配欲のようにも感じます。男性を手のひらで転がしていたいという欲。 これもまた思い当たる節があるのでなんともかんとも。裏を返せば女性に翻弄されていることに悦びを感じる男性を描いているともいえるのかも。 坂口安吾が何を考え小説を書いているのかは、やはりエッセイを読まないと深く理解できないのかもしれません。
  • ᯓ★
    ᯓ★
    @4x4e16
    2025年10月1日
  • 菜穂
    菜穂
    @mblaq_0825
    2025年9月23日
    輪読会にて 「白痴」P61~81 「白痴」の続き。 主人公の住む街は、よく言えば個性豊かな人々ばかりで……その中でも特に個性的なご夫婦がいましてというところまででしたが、今回はそこから思わぬ方向へと展開していきました。 挨拶を交わす程度だったご夫婦でしたが、ひょんなことから奥様と急接近。禁断のラブロマンスが……始まったりはしません。いやある意味始まってるのか?? 男性の支配欲ってこんな感じなのかもな。知らんけど。 今回の部分には坂口安吾の思想のようなものが色濃く描かれていたように感じたし、勢いも感じました。筆が乗ってるというか。 そしてチラチラ見え隠れする戦争の影。 この物語の終着点はどこへ行き着くのだろうか。それはまた次回へのお楽しみ。
  • 菜穂
    菜穂
    @mblaq_0825
    2025年9月17日
    輪読会にて 第3回 P49~P61 「南風譜」「白痴」 「南風譜」はとても短いお話ですが、亡き師匠・牧野信一へ宛てた物語。オマージュ作品でしょうか。 短いのでサラッと読んでしまいますが、そうすると色んなことを読み飛ばしてしまいそう。 愛ってなんぞやと問いたくなる少しゾワッとするお話です。 これは何度も読み返さなければしっかり腹落ちしなさそう。 そして表題作の「白痴」 もうすっちゃかめっちゃか。 相関図と街の地図を誰かに作成して欲しい。 街の人たちのキャラがカオス。 そして一番のき…… ” だが、気違いと常人とどこが違っているというのだ”P60より 今回は途中までですが、これからどんな展開になっていくのか楽しみな物語です。
  • 菜穂
    菜穂
    @mblaq_0825
    2025年9月10日
    輪読会にて P23~P47「姦淫に寄す」「不可解な失恋に就いて」 何を考えているのかよく分からない飄々とした男が、成熟した魅力的な女と出逢ったらどうなるなのか…… 心通い合っているように見えてその実お互いのことがよく見えていない2人。自己満足の世界。 もどかしい…… このもどかしい感じ、私も若い頃に体験したことあるようなないような。 なんだか若かりし頃の初々しい感じ。 もどかしい恋は後に美しい思い出となるのです。私だけかもしれんけどなんてことを思った作品でした。「姦淫に寄す」 色んな恋愛があるものです。 ある画家のおじ様の恋物語。 自身の恋心をより情熱的にするために行ったことは凡人には到底理解できぬのだけれど。 あれ?こういう人私の周りにもいるような…… これは、年齢が大きく関係するところだとも思うのです。もしおじ様がおじ様ではなく若者だったらこんなめんどくさいことはしないはず。 おじ様めんどくさい。でも、そこがまた可愛らしくもあり切ないとです。「不可解な失恋に就いて」
  • 夜
    @butiloveu
    2025年8月17日
  • カズオ
    カズオ
    @Kazuo_1970
    2025年8月2日
  • CandidE
    CandidE
    @araxia
    2025年7月27日
    サマセット・モームの『月と六ペンス』を読了後に、なんとなく『夜長姫と耳男』を読みたくなった。何年ぶりか知らないが、10回以上は読み返している。で、いつものごとく内容の詳細を忘れていたので、いろいろ驚いて心が動く。やっぱり、この作品好きやわ〜、となる。めっちゃ好き。最高に好き。 読了後、『桜の森の満開の下』→『アンゴウ』と目を通す。やっぱり、それら内容を忘れていて、心が動く。ラッキーやわ〜、となる。
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年7月18日
  • ふりふろ
    ふりふろ
    @freeflow
    2025年7月18日
    2025/6/20/購入 2025/7/18/輪読開始
  • 菜穂
    菜穂
    @mblaq_0825
    2025年7月17日
    輪読会にて 第1回 P29まで いよいよ始まりました〜。 坂口安吾はこれが初読。坂口安吾は別の本を積読したままで、いつか読もうと思いつつやっとタイミングがきたようです。 本書は14作の中短編が収録されています。 まずは「風博士」から始まったのですが…… あれ?私今町田康さんの作品読んでる? 今ちょうど拝読している町田康さんの作品と似たような作風でびっくり。 リズミカルで黙読するよりも音読した方が楽しさ増す作品。意味はわからん。でもそれでいいのだろうとも思います。 こんなに禿げを声に出して言うのもそうそうないだろうな。ともかくユニークで楽しい。 続いて「傲慢な眼」と「姦淫に寄す」(途中まで)はガラッと雰囲気変わります。 坂口安吾って多様な作風を描く方なのね。 そしてきっと高身長イケメンがお好きなのね。←勝手な想像 三作品を拝読しただけでも多様性を感じたので、これからが楽しみです。
  • でん
    でん
    @den746book
    2025年7月5日
    7/17からの輪読会のため買った
  • でん
    でん
    @den746book
    2025年7月5日
    7/17からの輪読会のため買った
  • @memendako
    2025年6月1日
  • 723
    @7n2n3_p
    2025年3月7日
  • さくらんぼ
    さくらんぼ
    @5_fjp
    2025年3月6日
  • いとま
    いとま
    @itoma
    2025年3月6日
    表題作を青空文庫にて読みました。当日読了。 薄ら寒いほど美しい話。
  • 猫眠
    猫眠
    @cat_rose
    1900年1月1日
    ChatGPTが教えてくれた、私が好みそうな書籍だそう。 なるほど確かに好みにぴったりでした。 色んな話が少しずつ入っているので読みやすいかな。
  • 坂口安吾の狂気を文章を通じて痛いほど伝わった。 個人的に狂気に飲まれ発露するような形の前半期よりも、己の狂気の輪郭を掴んで悲しみに昇華していく後半期の作品が読みやすく、面白かった。 桜の森の満開の下、アンゴウ、夜長姫と耳男が特に好き。
  • 帆
    @g__j__r__
    1900年1月1日
    楽しい。
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