桜の森の満開の下・白痴 他十二篇

14件の記録
- CandidE@araxia2025年7月27日読み終わったサマセット・モームの『月と六ペンス』を読了後に、なんとなく『夜長姫と耳男』を読みたくなった。何年ぶりか知らないが、10回以上は読み返している。で、いつものごとく内容の詳細を忘れていたので、いろいろ驚いて心が動く。やっぱり、この作品好きやわ〜、となる。めっちゃ好き。最高に好き。 読了後、『桜の森の満開の下』→『アンゴウ』と目を通す。やっぱり、それら内容を忘れていて、心が動く。ラッキーやわ〜、となる。
- 菜穂@mblaq_08252025年7月17日読んでる本のある暮らし積読家読書会すみれ輪読会輪読会にて 第1回 P29まで いよいよ始まりました〜。 坂口安吾はこれが初読。坂口安吾は別の本を積読したままで、いつか読もうと思いつつやっとタイミングがきたようです。 本書は14作の中短編が収録されています。 まずは「風博士」から始まったのですが…… あれ?私今町田康さんの作品読んでる? 今ちょうど拝読している町田康さんの作品と似たような作風でびっくり。 リズミカルで黙読するよりも音読した方が楽しさ増す作品。意味はわからん。でもそれでいいのだろうとも思います。 こんなに禿げを声に出して言うのもそうそうないだろうな。ともかくユニークで楽しい。 続いて「傲慢な眼」と「姦淫に寄す」(途中まで)はガラッと雰囲気変わります。 坂口安吾って多様な作風を描く方なのね。 そしてきっと高身長イケメンがお好きなのね。←勝手な想像 三作品を拝読しただけでも多様性を感じたので、これからが楽しみです。
- たかむな@T4kamuna791900年1月1日読み終わった坂口安吾の狂気を文章を通じて痛いほど伝わった。 個人的に狂気に飲まれ発露するような形の前半期よりも、己の狂気の輪郭を掴んで悲しみに昇華していく後半期の作品が読みやすく、面白かった。 桜の森の満開の下、アンゴウ、夜長姫と耳男が特に好き。