
もん
@_mom_n
2025年9月26日

傷と雨傘
カツセマサヒコ
読み終わった
心に残る一節
@ カフェ
ラジオ『NIGHT DIVER』が最終回を迎えてしまったことが本当に本当に寂しく、この本を読みながらぼろぼろ泣いた。
『偶然がいくつか重なると、奇跡や運命みたくなる』と『絶望したとき、誰が頭に浮かびますか?』が特に好き。
p.84
「息抜きの仕方を忘れたら、無駄遣いをするのがいいですよ。お金か、時間か、体力か。無駄だなあ、とわかっていながら、それを消費してみる。もしくは、作ってみるんです。完成したところで意味を成さないものや、第三者には到底理解されないものでもいい。効率的な社会だからこそ、無駄なものに価値があると、私は思います」
p.115
「人は、死さえも慣れる。俺たちは今日もたまたま生きられただけで、そこに一番の価値があるはずなのに、そのことすら忘れる」